宿命をぶちやぶれ
2007年 09月 25日
なんだか不思議なところへ旅してきました。
電車をのりつぎのりつぎ、無人駅をいくつもいくつも超えていったところにそれはあります。
養老天命反転地 Site of Reversible Destiny-Yoro Park
そこが何をするところかもよくわからないまま、てくてく山道をのぼっていくと、奇妙な形の創造物のある丘が見えてくる。中に踏み入れると、なんだかいつもの目線でものを追えないことにきづく。足もとの地面もフラットでないし、目の前にひろがる景色も、(木々を除いては、)垂直、平面といういつもの90度から形作られるあの世界がなくなっているから。
へんてこな家、に入ってみる。
使用法: *何度か家を入ったりし、その都度ちがった入り口を通ること。
へんてこへんてこ。
理解することをやめて、手足をつかってさがしまわる。
家をでると、目の前には巨大なすり鉢型のフィールドがあった。ここもどんどん自分のバランスをうしなっていくのだが、なんだかそれが心地よくなっていく。
自分自身であたらしいバランスを構築しては、くずされ、くずされ。
こどもは、そういうことに慣れているから、調節がとっても上手。
”養老天命反転地”
荒川修作+マドリン・ギンズのアートプロジェクト。
身体がもう可能性を、身体に作用する「環境=建築」とでもって、「死」を前提とした消極的な生き方を改め、古い常識を覆すことが必要だとし、この死にいたる「宿命(天命)」を反転することが必要だとするコンセプト。
電車をのりつぎのりつぎ、無人駅をいくつもいくつも超えていったところにそれはあります。
養老天命反転地 Site of Reversible Destiny-Yoro Park
そこが何をするところかもよくわからないまま、てくてく山道をのぼっていくと、奇妙な形の創造物のある丘が見えてくる。中に踏み入れると、なんだかいつもの目線でものを追えないことにきづく。足もとの地面もフラットでないし、目の前にひろがる景色も、(木々を除いては、)垂直、平面といういつもの90度から形作られるあの世界がなくなっているから。
へんてこな家、に入ってみる。
使用法: *何度か家を入ったりし、その都度ちがった入り口を通ること。
へんてこへんてこ。
理解することをやめて、手足をつかってさがしまわる。
家をでると、目の前には巨大なすり鉢型のフィールドがあった。ここもどんどん自分のバランスをうしなっていくのだが、なんだかそれが心地よくなっていく。
自分自身であたらしいバランスを構築しては、くずされ、くずされ。
こどもは、そういうことに慣れているから、調節がとっても上手。
”養老天命反転地”
荒川修作+マドリン・ギンズのアートプロジェクト。
身体がもう可能性を、身体に作用する「環境=建築」とでもって、「死」を前提とした消極的な生き方を改め、古い常識を覆すことが必要だとし、この死にいたる「宿命(天命)」を反転することが必要だとするコンセプト。
by tropi-kana
| 2007-09-25 13:42
| 旅